寒さで大車輪状態の火力と水力発電所の稼働率

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↑ 2010/2011年12月、水力・火力発電所利用率(一般電気事業者)(資源エネルギー庁発表)
↑ 2010/2011年12月、水力・火力発電所利用率(一般電気事業者)(資源エネルギー庁発表)

↑ 2010/2011年12月、水力・火力発電所利用率変移(一般電気事業者)(資源エネルギー庁発表)
↑ 2010/2011年12月、水力・火力発電所利用率変移(一般電気事業者)(資源エネルギー庁発表)


先日更新された【資源エネルギー庁の公開データ】を元に、さくっと作成したもの。いかに火力(そして水力も多分に)発電所が無茶ぶりをしているか、せざるを得ないかが分かる。これ、ちゃんと無茶が出来ているうちはいいけど、全速力で走り続けられる人がいないのと同様、絶対、確実に、じきにトラブルが多発してくるよ。ピンチヒッターはフル出場できないんだからね。

それと同時に、昨年夏の豪雨で被害を受けた東北電力の水力発電所が、未だにかなりのダメージを受けたままになっているのも確認できる。こちらもまた、「火力・水力は故障なし・トラブルなしで永遠にフル稼働できる」と計算している、一部の人達にむけて、現実として覚えてほしいことではあるなぁ......。

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このページは、不破雷蔵が2012年2月21日 08:31に書いた記事です。

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