[麻生内閣が総辞職 首相会見、最後は笑顔](2009年9月16日)
首相周辺は「これだけまじめな政治家はいないというくらい、まじめ。レク(官僚の政策説明)になるとしばしば寝てしまう総理もいたが、(麻生さんは)いつもラインマーカーを引きながら真剣に聞いていた」。ただ、直後のぶら下がり取材では「一変して態度が悪くなった」(周辺)という。バー通いも批判されたが、実は酒は口に含む程度だ。国会や自民党本部のトイレで手を洗った後、洗面台を丁寧に紙でふき取る姿はカメラには映らない。
最後の記者会見で、首相は穏やかに言った。
「歴史の評価が出るには、もう少し時間がかかる」
そういや先日、謝罪文を謝罪する側に書かせたという、「何が何だか良く分からない」(イメージカット略)的な事をしたんだっけ、今の総理は......ということで色々と探してみたところ、こんなことがあったのかとちょいと驚きながら動画をイメージ映像として。
同じようなセリフを、当方の記憶にある限りでは、少なくとも前総理も語った記憶がある。ここまで、同じセリフで、出るであろう評価が正反対になるのも、珍しい話だよなあ、ということで覚え書き。
色々な意味で、後の歴史で状況を説明するセリフとして記録されるんじゃないかな。「同じ言葉、正反対の意味」って感じでさ。
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