[ワムハチ:物流支えた有蓋貨車 ひっそりと引退]
その陰で、半世紀にわたり物流を支えた貨車「ワム80000」(通称ワムハチ)が老朽化のため運用を終え、鉄道貨物史上の重要な転換点となる。
明治期から鉄道貨物の代名詞は有蓋(ゆうがい)車と呼ばれる箱形貨車で、さまざまなタイプがあった。ワムハチはそのひとつで全長10メートル、15トン積み。国鉄時代の1960年から81年まで約2万6600両が作られた。同一形式の鉄道車両として日本最多という。高度経済成長期には農産物から食品、機械まで何でも運んだが、87年のJR化以後、荷物を積んだままトラックに移せるコンテナ方式が主流になった。また、ワムハチは最高時速が75キロと遅いため都市部のラッシュ時間帯に割り込めない欠点もある。
現在400両まで減ったワムハチが運ぶのは紙だ。富士・吉原(静岡県)-梅田(大阪市)と、春日井(愛知県)-越谷貨物ターミナル(埼玉県)のみで、製紙会社と消費地を結ぶ。新聞社向けロール状巻き取り紙など、まとまった需要がある。最後のワムハチは梅田駅に17日早朝に着き、静岡へは回送しない片道切符の旅となる。
個人的にはこういうミニタイプの車両が大好物で、【週刊SL鉄道模型 ワム7000形貨車 調達】にもある通り「週刊SL鉄道模型」でも4輪貨物の回だけ買ってるのもその流れ。昔、Nゲージを集めていた際にも予算が無くて、このタイプの車両しか買えなかったっていう流れでもあるんだけどね(汗)。
......そっか。なんか残念だな。外に出る時は(携帯だけじゃなくて)デジカメ持ち歩いて、駅で見かけたら撮るようにしないと、いつの間にか好きな車両が無くなっていっちゃうなあ。
コメントする