↑ 被災地域の衛星写真
Google では、本日、被災地域の衛星写真を最新の内容に更新しました。今回、衛星写真を更新した地域は、青森県八戸市から茨城県日立市にかけての沿岸部で、本年 2 月から 3 月上旬にかけて撮影しています。最新の画像は、Google マップ、Google Earth でご覧いただけます。
震災から一年ほどが経過した沿岸部の姿は、まだ津波の爪あとがはっきりと残っています。長い復興までの道のりを思わせるところのほうが、むしろ多いかもしれません。しかしながら、目を凝らしていくと、そこには大型トラックが走る姿があり、再び掛けられた橋があり、また動き出した港があります。復興の槌音は止みませんが、希望もまた、空から同時に読みることができます。
「どんな思惑があるのかわかったもんじゃない」「実証実験を賛美してもらうためのお題目」などと卑下したり揶揄する人もいるけれど、こういう技術や情報の提供は素直に喜ぶべきだし、現代の環境に感謝しなきゃならないなぁ、とつくづく思う。今は「必要無い」と思われているような情報、記録でも、後になって必要性が出てくる、重要性が生じるものって結構あるからね。科学の基礎技術の構築もまたしかりなんだけどさ。
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