首都圏の鉄道やバスで利用できるICカード型の乗車券の「パスモ」で、カード番号や名前などの個人情報が他人に知られると、鉄道やバスを利用した日付や場所などの情報がインターネットを通じて他人に見られるおそれがあることが分かりました。専門家の指摘を受けてパスモを運営する協議会では、インターネットを通じたサービスの一部を1日夕方から停止しました。
パスモには、インターネットの専用のサイトに自分のカードの番号や名前などの個人情報とパスワードを入力すると、自分がいつ、どこで鉄道やバスを利用したかという「乗車履歴」を確認できるサービスがあります。ところが、このサービスではカード番号や名前などの個人の情報が知られると、パスワードがなくても他人に「乗車履歴」を見られるおそれがあることが分かりました。
トップページから移行できる「マイページ 履歴紹介」ページが、現時点で「ただいまメンテナンス中です。ご迷惑をおかけしますが、今しばらくお待ちください」とのみ表示。多分にここの機能についてのトラブルだとは思われるけど、公式の「こういう問題があったので子の機能を止めてチェックしてます」的なものは無し。報道には伝えて、一般には知らせないってのも、かなり問題な姿勢だとは思うのだけどなあ。
「パスモ協議会では、「サービスの安全性が十分かどうかを確認する必要がある」としています。」という文言が元記事にあるけど、せめてそれだけでも公式ステートメントとして出すべきだと思うよ。
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