【「落とし物のスマホ、拾った人はどう扱うか?」......シマンテックが50台をわざと"放置"】 この実験では、Security Perspectives社のスコット・ライト氏協力のもと、ダミーの企業データや個人データを入れた端末を用意。さらに、その端末が発見された後、データに対して行われた操作がリモートで監視できる機能を追加したうえで、意図的に紛失させた。 その結果、スマートフォンを見つけた人のうち、50%がスマートフォンを持ち主に返そうとしたこと、そして、発見者の96%がスマートフォンの中にあるデータにアクセスしたことが判明した。もちろん持ち主を割り出すためにデータにアクセスした可能性があるが、発見者の6割がソーシャルメディア情報や電子メールを見ようとしたこと、発見者の83%が企業情報(「HR Salaries(給与)」や「人事(HR Cases)」といった明確な名前の付いたファイルや、その他各種の企業情報)にアクセスしようとしたことが明らかとなっている。
↑ Symantec Smartphone Honey Stick Project
シマンテックは13日、スマートフォン50台を使って、意図的にスマートフォンを紛失し、発見者がそのスマートフォンをどのように扱うのかを調査する実験「ハニースティックプロジェクト(Honey Stick Project)」の結果を発表した。
飲み屋で拾った端末が、実は世界的に有名な大手企業の試作品でした......なんて話は(やらせか否かも含めて)色々と話題になったことを思い出す。それはさておくにしても、急速に普及率を高めるスマートフォン、当然無くしてしまう事例も増えてくる。拾われたスマートフォンはどのような扱いを受けるのか、その社会実験的な検証が今回の話。
やっぱり気になって色々と覗いてしまうんだろうな。
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