ある日突然、ごく普通の、少々うらぶれた家に装飾がほどこされ、家全体で泣き顔の表情を見せるようになった。他には特に何の表記も無く、ただただ悲しい表情を見せる家のようすに、人々は戸惑い、不思議がり、足を留めて写真に納める。
そして数日後、その家は整備されて小奇麗な状態になり、同時に笑みをこぼすようになる。さらに口元には「AXA銀行の住宅修繕ローンで家の改修を」とのメッセージが。つまりこれは、ベルギーのAXA銀行が行った、住宅修繕者向けのローンのプロモーションだった次第。
多数箇所で行うには費用がかかり過ぎるので、昔なら効果も限定的なものでしかなかったけど、今の世の中は適切な「しかけ」を設ければ、不特定多数のモバイル端末を介して国中に知らしめられうる時代。今件は上手く行った事例というわけだネ。
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