[ガソリン3年5カ月ぶり高値=157円台、6週連続上昇]
↑ WTI推移(フジフューチャーズから)
石油情報センターが28日発表した石油製品市場動向調査によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格(26日時点、全国平均)は前週比2円高の157.6円と、2008年10月14日以来3年5カ月ぶりの水準をつけた。イランをめぐる中東地域の緊張が続く中、原油相場が高値圏で推移していることが影響
数年前の資源高騰時期に生じたWTI価格で140ドル前後という水準までにはまだ到達していないけど、原油価格そのものがかなり高値で推移しているのは事実。それに加えて円安が進んでいるから(というより円高過ぎたのが戻っている)、日本への輸入価格が跳ね上がるのも当然の話。【一般小売価格 給油所ガソリン・軽油・灯油 週次調査(月曜調査・水曜公表)】を見ても、この一か月強でリッター15円前後の値上げだもんなぁ......。
当然、ガソリン以外の関連するものも値上げを余儀なくされる。電気だって然り。古い火力発電所に鞭うって働かせてるけど、それの多くは重油を使っている。そしてLNGにしても石炭にしても、輸送手段に何を使っているかを考えれば、連動性は明らか。
【レギュラーガソリン価格と灯油価格をグラフ化してみる(2012年1月版)】の更新、次回は夏前にと考えていたけど、もう少し前倒しにした方がいいのかな?
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