もしも自分が「地球最後の日」の引き金を引いたら

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街中の大きな広場で、見知らぬ人から駅への道を尋ねられる通行人。気持ちよく答えていると、突然相手が視線を宙に仰ぎ、卒倒してしまう。それを合図にしたが如く、周囲の人がバタバタと音を立てて倒れて行く。状況が把握できない通行人。パニックに陥る人、慌てふためく人、逃げ出す人。

広場にはスクリーンで他の地域の状況が映し出されるが、そこでも人々は本当に、突然に、一斉に倒れこんでしまう。買い物客、待ち合わせをしている若者、そしてASVP(agents de surveillance de voie publique、交通整理などを行う半公務員的なボランティアらしい)までもがバタバタと。まるで地球最後の日、「復活の日」や「バイオハザード」的な状況が目の前に広がっていく。

そこに手渡される口臭予防剤的なミントタブレット「TicTac」。よもやと思って口にすると、一斉に人々は立ち上がり、拍手で通行人を褒めたたえる次第。

......要は「あなたの口臭があまりにも酷くて、みんな倒れちゃったよ。TicTacでそんなことが無いようにしなきゃね」というプロモーション。どれだけオーバーなんだか(笑) でもこのノリ、好きだな。


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このページは、不破雷蔵が2012年4月11日 08:50に書いた記事です。

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