[~あだちエコネット事業~ ペットボトル回収システム]
足立区では、「あだちエコネット事業」の一環として、区内のスーパーマーケット(下記参照:46店舗)にペットボトル自動回収機を設置し、リサイクルに参加いただくと、あだちエコネットポイントカード、またはお手持ちのPASMO・Suicaでポイントがたまる回収システムを実施しています。
区では、より多くの方が環境活動に参加いただける仕組みづくりをこれからも進めていきます。皆さんのご理解とご協力をお願いします。
1.事業内容
(1)ペットボトルを自動回収機に投入すると、あだちエコネットポイントカード、またはお手持ちのPASMO・Suicaでポイントがたまります。(1本=5ポイント)
(2)1,000ポイントで、自動回収機設置店舗で利用できる100円相当の買い物券や店舗のポイントと交換できます。また、10ポイント(1円相当)から、東日本大震災義援金に交換することもできます。
(3)回収したペットボトルは、自動回収機によってチップ状に破砕したのち、効率的に収集し、国内でペットボトルへと再生(ボトル to ボトル)します。
足立区では、区役所本庁舎など区施設7か所とペットボトル自動回収機を設置している区内46か所のスーパーマーケットでペットボトルキャップを回収しています。
協力事業者が無償で回収したペットボトルキャップは、民間事業者に売却され、その売り上げで世界の子どもたちにワクチンが提供されます。また、ペットボトルキャップは、民間事業者によって建築資材に生まれ変わります。
......ということで、先ほど本家サイトで掲載した【イトーヨーカドー・ヨークマート各店で、ポイントが貯まるペットボトル店頭回収システム導入開始】。そこで関連記事として掲載しておいた【ペットボトルでポイントゲットだぜ! 東京足立区でスタート】の話。結構古い記事なんで「今では休止していた、とかいうのではお話にならないなあ」と思って調べたところ、休止どころか発展していた。
義援金への転換選択肢は非常に有意義な切り口だし、キャップの回収も面白い。この動きが他の自治体にも広がるといいのだけどな。
気になるのは採算ベース。純粋に費用対経費の面で「1円の収益を上げるのに2円経費がかかる」のでは、(お金がさまざまなモノの対価であることを考えると)エコロジーですら無い。対価をもうちょっと引き下げ、回転率も上げねばならない。そこで回収プロットを工夫するというのも一つの手。例えば学校の社会活動の一環として、生徒にペットボトルを持ってこさせてまとめた上で、一度に回収してもらうことで対価を少し引き下げてもらい、それでも大量に回収されるので得られるそれなりの対価は、学校の教材費に充てるとか。
あるいはポイントで買い物袋(ビニールの奴ね。1枚5円とか取るスーパーも最近では出てきた)と引き換え出来るとかさ。買い物をする時に空きペットボトルを持参し、回収機にぶち込むと「買い物袋チケット」をゲットできるとか、ね。
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