モスクワ上空を襲う謎の「緑の雲」、正体は日本でもお馴染みのアレ

| コメント(0)


ロシアの首都モスクワ(Moscow)上空に26日、緑色の雲が出現し、気象当局が「エイリアンの襲撃ではない」と市民の不安を打ち消す異例の騒ぎとなった。緑色の雲は同日朝、南方からモスクワ上空に流れてきて、午後には市の中心地まで到達。仕事中の会社員らは、不気味な色に染まった空をあっけに取られて見上げた。

露タブロイド紙コムソモリスカヤ・プラウダ(Komsomolskaya Pravda)は「緑の雲がモスクワに接近」との見出しで、「これは果たして、この世の終わりが近づいていることを意味するのだろうか?」と報道。道路や車も緑色の粉塵に覆われ、市内や近郊の住民の中にはパニックを起こして緊急通報する人も出た。

この事態に、露気象当局はウェブサイト上で「本日、モスクワ市民らはエイリアンが侵略してくるパニック映画の登場人物の気分を味わった。市南西部で、緑色に染まった空が目撃された」と発表。との発表を行った。

非常事態省によれば、気温が急激に上昇したために「数種類の樹木で花が開花した結果、黄緑色の花粉が路上や窓、車を覆う現象が発生した」という。花粉症や喘息の人には影響が出るものの、それ以外の人々にとっては「一時的に不快感をもたらすだけ」と同省は述べている。


工場地域の当局も「工場起因では無い」との声明を発表しているけど、結局のところ花粉による減少との事。映像を見る限り真緑ではなく、薄い黄緑レベルのもの。でも普段灰色の雲が緑がかったら、やっぱりキモさを覚えるに違いない。

......しかし。雲を彩るほどの花粉って、いったいどんだけなんだ?

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2012年4月28日 08:05に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「じもとぎんこう」です。

次の記事は「懐かしのアーケードゲーム機を1/6で再現・ちゃんと動くよ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30