[建物すっぽり太陽電池パネル 東工大、電力自給の研究棟]
【東京工業大学エネルギー環境イノベーション棟】
↑ 東京工業大学エネルギー環境イノベーション棟
太陽電池パネルで外壁も屋上も覆い、電力をほぼ自給自足――。東京工業大学(東京都目黒区)の新しい研究棟「環境エネルギーイノベーション棟(グリーンヒルズ1号館)」。延べ床面積9554平方メートル、地上7階地下2階のビルに、太陽電池パネル4500枚を取り付けた骨組みをすっぽりかぶせたような構造だ。場所によってパネルの角度を変えることで太陽光の吸収効率を高めている。総発電容量は650キロワット。
一方、省エネルギーのため、吸排気ダクトの性能を上げるなどし、設備の使用電力を半分程度に抑え、100キロワットの燃料電池と併せて建物の電力をほぼ自給できる。二酸化炭素の排出量は60%削減できるという。
東工大のサイトを探してみたけれど今件に関するアピールはほとんどなし。もっと詳細な情報開示、さらには発電能力・稼働率のセミリアルタイム・蓄積データの公開なども合わせて行うと面白いのだけどな。
個人的にはメンテナンスとか、環境問題が気になったりして。『シムシティ』ならメンテも不要で、ずーっと使い続けられるのだけどねえ。
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