昨年のタイの洪水では同国はもちろん、同国と関係を持つ多くの国が被害を受けた。同国内では土のうが各所に積上げられ、水を防ぎ、家財を、そして命を救う役割を果たした。
水がようやく引いた後、キヤノンが現地で行ったのは、この土のうに使われた砂をそのまま捨てるのでは無く、有効活用すること(実際にはごく一部だけど、象徴としての意味で)。砂を元に洪水と戦った数々の市民たちの活躍ぶりを描いたレリーフを、その砂で創り上げ、各所に配置。人々の想いと絆と団結力を新たにした。
それと共に、洪水の際の様々な様子を撮影した写真による展示会を開催、復旧に尽力した人達を慰労したそうな。
日本のキヤノン本家でももっと公知しても良い、素晴らしいアイディアなんだけどね。該当しそうな【社会・文化支援活動 新着情報 2012年】を見ても、その類はないんだよな。慎ましいといえばそれまでなんだけど、記録位は日本向けにも配して良いと思うな。
コメントする