研究共著者の1人である同大学情報科学部教授のGloria Mark氏は、メールのログイン時間を制御したり、メッセージをまとめたりすることによりEメール休暇(email vacation)を実施すると、オフィスの生産性向上に有用であることがこの知見から示されると述べている。この研究は、テキサス州オースチンで開催された米国計算機学会(ACM)で発表された。 メールの使用を続けた他の同僚は、スクリーンを切り替える回数が1時間あたり平均37回と「Eメール休暇」群(同18回)の2倍であり、心拍数が一定の「警戒態勢」を保っていたのに対し、メールを使用しない群は、心拍数に自然な変動がみられた。被験者は、ストレスや時間の浪費がなく、気持ちよく仕事をすることができたと報告している。唯一のマイナス面としては、メールアクセスを交わしていた同僚からは、対面(face to face )で必要な情報は収集できるにもかかわらず、何らかの孤立(隔離)感があるとの報告がみられた。 なお、学会発表された研究はピアレビューを受けておらず、予備的なものとみなされる。
仕事中の電子メールの使用を休むと、健康に有益であり、ストレスを軽減して集中力の向上に役立つことが、米カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)および米国陸軍による新しい研究で示された。
調査対象が少数であること、世代別の精査がなされていないこと、事前の検証を受けていないことから、あくまでも暫定的発表レベルのもの。一次ソースは見つかったけど(二つ目のリンク)、本家に大元の記事を展開するのは保留。
とはいえ、ストレス回りや効率化の話では「電子メールのチェック回数を減らそう」という話はしばしば登る。あながち間違いとは言い切れない。経験則からも、電子メールの着信待ちでぴりぴりする状態が持続するってのは精神的に良くないってのは良く理解できる。
追検証を待ちたいところだけど......難しいかな? 今やソーシャルゲームの進捗報告も電子メールで山ほどくる時代だものなあ。
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