果物がまだ小さい時に容器におさめ、その容器の形をした果物を創るってのは良くある話。ブラジルのCamp Nectarではその仕組みを利用し、自社のフルーツジュースの品質の高さをアピールするプロモーションを実施した。
2年間もの月日をかけて、味に対応した......というか原産物となる果物を該当ジュースのパッケージの形に育て上げ、1123個を作成。それらをスーパーなどの果物売り場で販売した次第。
形を固定してしまっているので大きさはやや小さいけれど、当然目立つことこの上なし。しかも外見はジュースのパッケージ、中身はちゃんとした果物で二度びっくり。果物売り場に足を運んでいるお客が目に留めるわけだから、当然新鮮味あふれる果物に興味関心をいだく人が手にするわけで、Camp Nectarの新たな顧客になる可能性は十分以上に高い。さらにそのようすをソーシャルメディアなどで紹介することは確実で、ダイナミックな口コミ効果(しかも元々新規顧客となる可能性は高い方面)が期待できる。
時間はかかるけど、非常にインパクトのある、そして容易に応用が効きそうな切り口だあね。
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