[節電の関西電力管内、平年より暑く 6~8月]
【近畿地方 3か月予報(6月から8月までの天候見通し)平成24年5月24日 大阪管区気象台 発表】
↑ 向こう3か月の気温、降水量の各階級の確率(%)
電力不足が懸念され、節電が必要な西日本はこの夏、平年より暑くなりそうだ。気象庁が24日発表した6~8月の3カ月予報によると、平均気温は西日本(近畿―九州)と沖縄・奄美で高温傾向、北日本(北海道、東北)と東日本(関東甲信、北陸、東海)は平年並み。2010年のような記録的な猛暑になる可能性は低いという。
同庁によると、10年に猛暑をもたらしたラニーニャ現象は終息したが、太平洋西部の海面水温が高いため、気温は西日本と沖縄・奄美地方で平年より高くなる可能性が高いという。
同庁によると、最も電力需給が逼迫する8月の大阪の月平均気温が、平年の28.8度を下回る確率は40%、平年より高い確率も40%と見込む。最も高くなる場合で平年より0.6度高い29.4度と予測。10年の30.5度より1.1~2.1度下がるが、昨年8月の平均気温28.9度より高温になる可能性があるという。
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<予想される向こう3か月の天候>
向こう3か月の出現の可能性が最も大きい天候と、特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。この期間の平均気温は、平年並または高い確率ともに40%です。
6月 平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。
7月 前半は、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。後半は、平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
8月 平年と同様に晴れの日が多いでしょう。気温は、平年並または高い確率ともに40%です。
あくまでも予想・予報のレベルで、かつ平均的なものの話なので局地的・短期間的にはこれ以上に暑くなる場面もあるだろうし、逆に冷え込む日もあるだろうけど。関西方面としてはあまり嬉しくない情報が蓄積されつつある。
色々な意味で「あつい」夏になりそうだ。
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