●【「計画停電もあり得ると腹を決めれば」 橋下市長が脱原発へ覚悟訴え(2012/04/01)】
大阪市の橋下徹市長は1日、今夏の関西の電力需給に絡み「計画停電もあり得ると腹を決めれば、電力供給体制を変えられる第一歩になる」と述べ、脱原発に向け電力需要のピーク時に計画停電を受け入れる覚悟が必要との認識を示した。
関西電力に脱原発に向けた積極的な取り組みを促すため、市民らにも協力を求める姿勢を強調した格好だ。市役所で記者団に語った。
橋下市長は関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働は反対とした上で「(関電の)原発が全部止まっている状況でも、明日あさって関西府県民が死ぬ状況になるわけじゃない。ピーク時にちょっと我慢して乗り越えられる」と指摘した。
●【なぜ「計画停電」か 橋下市長ら不信感(2012/05/24)】
政府が今夏の電力需給対策として電力使用制限令の発動を見送る一方で、関西電力など4電力会社に準備を指示している計画停電について、大阪市の橋下徹市長は24日の記者会見で「計画停電が非常に厳しいという話は東京から聞いている。そちらを選んだ理由に不信感を持った」と話した。
22日に大阪府市エネルギー戦略会議に出席していた資源エネルギー庁の幹部は計画停電を「万が一のセーフティーネット」と強調。対策から制限令を外したことについて「一律に需要をカットし、害が大きい」とし、関西全体で電気が余っている時でも上限までしか電気が使えないといった例を挙げた。
しかし、計画停電では地域で一斉に停電させるため、運用によっては命に関わる被害が出る可能性が残り、制限令を除外した理由が分かりにくく、橋下市長らの不信を招いている。
「電力の仕組み、利用実態をもう少し考えてから、それこそ『勉強してから出直してこい』」というツッコミはさておくとして。記録って怖いヨねえ、その人が何を考えているか、何を「考えていないか」が分かってしまう。
テレビなどの非記録性の強い一過性のメディアなら、視聴しては流れイメージしか頭に残らず、再検証は難しい(録画してあれば別だけど、わざわざ再生するのも面倒だよね)。でもデジタルデータとなれば保存は楽で、検索でざっくりと時系列化できる。
こうやって並べると、多くの人がイメージ動画のような印象を持つのではないかな。
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