Vジャンプ印刷実績のレンジ変動(2012年Q1対応)

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↑ Vジャンプ印刷実績(部)
↑ Vジャンプ印刷実績(部)


先ほど本家サイトであげた【少年・男性向けコミック誌の部数変化をグラフ化してみる(2012年1月~3月データ)】など一連の「印刷証明付き部数」の記事。明日以降掲載予定の記事で詳細は触れるけど、以前伝えた「Vジャンプのレンジ下方スライド」は決定的みたいだね。

他方、印刷部数では最上位の「Vジャンプ」も、今グラフでは「赤組」。同誌は印刷部数も大きい(今回期は28.7万部)が、同時に特集・付録内容とそれらに対する需要を考慮し、数万部単位での調整を行っているので、「誤差の範囲」との解釈もできる。しかし2010年第4四半期(10~12月)以降、増減の上下幅を5万~10万部単位で下方修正した気配がある。以前【Vジャンプ印刷実績のレンジ変動】でも呈したが、この推論はほぼ決定的なものと見てよいはず。


とは、掲載予定の部分を一部お試し版的に先行引用。前期では持ち直しの雰囲気もあったけど、やはり難しかったかな。

やはりVジャンプとほぼ同じ時期に、複数誌が似たような動きを示しているんだよね、今回のデータでもそれが再確認された。エンタメ系雑誌での見極めというか、変移が2010年末くらいにあったのかもしれない。震災云々とはまた別の話で。

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このページは、不破雷蔵が2012年5月14日 07:14に書いた記事です。

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