【橋下改革プランに94%「ノー」 大阪市の意見公募】
【「市政改革プラン(素案)」に係るパブリックコメント手続の実施結果(概要)を取りまとめました】
↑ 受付方法別内訳
↑ 世代別内訳
↑ 個別の施策事業等(一部)
大阪市は8日、支出削減のための事業見直し方針「市政改革プラン」素案のパブリックコメント(意見公募)を実施した結果、意見総数の94%が反対意見だったと発表した。橋下徹市長の急進的な改革案に多くの市民が「ノー」を突き付けた。
意見総数2万8399件のうち反対意見は2万6763件に上った。ただ関係者によると、書式が似ているものが多数あるなど、利害関係者が組織的に反対意見を送ったとみられるケースもあったという。
「~という」という表現になっているのは、公式リリースでは言及されず、発表の際に付け加えられたらしい......というところかな。リリースではその類の文言が見つからなかった。
で。その「組織票」云々についても、受付方式や世代構成をみると、いわゆる「デジタルでの飽和攻撃」的なものはなさそうだし(あっても大勢の変化には寄与し得ない)、「利害関係者」というよりは「利用者」じゃないのかなあ、という感がある。
そして何よりも、賛成・その他意見が異様に少ないこと。「意見しない」層をどのようにとらえるかは人それぞれで、静観するのもまた意見の一つという考えもありだと思うけど、それでは数字には表れないからねえ。
事業項目のグラフは寸の都合で5つのみ挙げたけど、資料にあるのは合計25。PDFファイルには具体的な意見内容も書かれているで、興味関心がある人はチェックを入れてみると良いと思うな。
......あれだな。【2009年度第一次補正予算の「ムダ」判定された項目を表組化してみる......】を思い出したな。色々な意味で。
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