【脳波で動く「猫耳」が店頭販売中】
『人の感情で動く不思議なネコミミ "necomimi"(アマゾン)』
●脳波で動く猫耳
necomimiは、同社が「気持ちを伝える『ネコミミ型コミュニケーションツール』」とうたうカチューシャタイプの被り物。そのままコスプレグッズとして使えそうだが、装着した人の脳波に反応して「ミミ」が動くのが最大の特徴だ。
本体左側には電源ボタン部を用意。この部分には脳波センサーとイヤークリップが付いており、これらを額、耳たぶに装着することで脳波が検知されるという。主な動作モードは、脳波に応じて耳が小刻みに動く「ノーマル」のほか、「集中」「リラックス」「ゾーン」という4種類で、各モードによって耳が異なる動きをする。具体的には、「脳波が集中すると集中モードになり、耳がピンと立つ」、「リラックスした状態になるとリラックスモードになり、耳がくたりと寝る」、「集中とリラックスが同時に高まったゾーンモードでは耳が交互に動く」、といった具合。
ただし、同店スタッフに装着してもらったところ、いきなりゾーンモードになり、他のモードに移行しようとしてもうまくいかないという結果に。猫耳を意識的に動かせるようになるには、ある程度の慣れが必要なのかもしれない。なお、脳波センサーとイヤークリップに指で触れても耳が動作することが確認できた。
以前にも何度か紹介した、脳波に反応する「ネコミミ」。これが実はすでに実売状態にあったという。脳波を用いたアイテムの操作については、身体的に問題が生じた人の器官補完という観点でも注目を集めているのだけど、これも根本的な原理はほぼ同じ。要はセンサーの精度と、取得したデータをどのように分析して活かすかってことの違いだからねえ。
色々なタイプの猫の耳とか、ウサミミとか色々出てきそうだな。
(最終更新:2013/08/26)
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