【更新】東京都、スマホやカーナビで自動車避難誘導の仕組みを検討か・時事伝える

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[カーナビ、スマホで避難誘導=全国初、車に被災状況伝達-東京都]



東京都は2日、首都直下などの大規模地震が発生した際、カーナビやスマートフォン(多機能携帯電話)を活用し、通行中の自動車を避難誘導する仕組みについて検討を始めた。来秋までに新たな情報伝達システムを構築する方針だ。都によると、全国初の試みという。

都が検討している避難誘導システムは、衛星などで自動車の位置を特定する高度道路交通システム(ITS)を利用し、カーナビやスマートフォンでドライバーに周辺の道路状況や安全な通行ルート、火災の発生場所などを知らせる。


現時点では東京都や関連団体から公式発表は一切無し。むしろ「2日」が土曜日であることから、内部的なリークか、あるいはトバシなりの可能性も。「都によると」という文言が使われていても、丸のみしない方が良いってのが、昨今のマス報道への正しい姿勢。

それはともかく。

カーナビやスマホで災害時の情報提供云々ってのは、先日の【ARを使って「現在地の」場所的地震リスクを知る「ARハザードスコープLite」】と考えは似ている。プッシュ型ではなく、利用者側が情報提示を求めたらそれを返すというのなら、情報配信のシステム構築そのものはさほど難しくはない(災害時にしっかりと作動する、渋滞把握の仕組みをつくれるか否かが問題だけど)。

問題はむしろ、配信する情報を構築する側にあるんじゃないかなあ、と。適切に素早く、リアルタイムに情報を集めて精製し、しかるべきところにしかるべき内容を流す。ちょっとした規模の組織レベルでの検討が必要だよね(そこまで仕組みを創ったのなら、ドライバーへ云々だけじゃなくて、一般公開も合わせて実施するべきだとは思うのだけど)。


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このページは、不破雷蔵が2012年6月 3日 07:40に書いた記事です。

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