『お一人さま栗かの子(楽天市場)』
↑ お一人さま栗かの子
30年以上親しまれてきた長野県小布施町の銘菓「お一人さま栗かの子」が、「栗かの子 小形」に名前を変えた。「お一人さま」の言葉に敏感な客からの訴えがきっかけだ。
1893(明治26)年創業の老舗「竹風堂」が、蜜漬けの栗に栗あんをからめた「栗かの子」(250グラム)を1人で食べきれる80グラムにし、「お一人さま栗かの子」として1979年に発売。
だが近年、「夫を亡くし寂しい日々を送る寡婦にとって心ない商品名だ」などの声が届くように。「お一人さま」は前向きな独身女性を指す意味でも使われるが、贈答先に気を使って買い控える客もいたため、幕引きを決断したという。
確かに揶揄する、失礼にあたるような受け止められ方をする場合もあるけれど、それを言い出したらキリがないのでは、あるいは単なる「言葉狩り」になるような......というのが正直な感想。「お一人さま」って言葉、多種多様な使われ方があるんだし、特定事例でツッコミ入れてどうするねん、って感じ。
「『夫を亡くし寂しい日々を送る寡婦にとって心ない商品名だ』というか、同じような条件で前向きに過ごしていこうとしている人には失礼な解釈だ」という逆ツッコミをしたくとも......「不特定多数の匿名的な意見」ってことで反論は許されないのだろうなあ。少なからずあるのよね、暗闇から一方的になまくらバットで叩くってパターン。
「竹風堂」にはこれにめげず、今まで以上に頑張ってほしいものです。
(最終更新:2013/08/22)
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