↑ How to make a sound
テレビやラジオなどで使われる効果音は、その多くが「本物の音」では無く、「それらしく聴こえる別ごしらえの音」が用いられる。さざ波の音とか雨の音、拳銃の発射音が好例。その実態を分かりやすく説明すると共に、「効果音屋さん」という自社の事業をアピールするために作られたのが、このダイレクトメール(......というか小包)。
心臓の鼓動音や拳銃の弾の装填音、そして腕が折れる音を再現する擬音ツール(形も「再現している対象」に似せている)を送り、受け取り手に「試してちょうだいな」的なアプローチをかけた次第。実演して聴こえた音を耳にし、「ああ、なるほど」という体験をし、企業名とその仕事ぶりを深く心に刻むわけだ。
しかし拳銃の装填音がホッチキス、腕の折れる音がパスタの音、ねえ......なるほどなるほど。
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