通常のドミノ倒しは同じサイズのドミノをずらりと並べてパタパタと倒していく。でもこの実験では倒すドミノのサイズを少しずつ大きくしていき、本当に「ピンセットで挟めるようなミニサイズのドミノを倒しただけで、どでかいドミノまで連鎖で倒せるか否か」について検証している。
説明によれば倒す側のドミノの50%増し位の大きさのドミノまで倒せることが出来るのだそうな。良く見ると分かるのだけど、単純に「倒す側」「倒れる側」一枚ずつではなく、倒す側は一つ前やさらに前のドミノまでもが、倒そうとする力を残して最前列のドミノを押している(重力によるものだね)。これが連鎖を起こし、大きなドミノをも押し倒す力となっている。
漫画の描写などで、手元の小さな棒か何かを倒すと連鎖的なドミノ倒しが起きて、大きなビルが倒れるっていうシーンもあるんだけど、あれもあながち嘘っぱちと言い切る事はできないかなあ、という妄想が広がってきそうで、非常に興味深い。
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