【クラゲ発生で電力需給に懸念 関電、出力大幅減 ツイート】
【火力発電所におけるクラゲ大量発生による出力抑制について(関西電力、2012/06/22)】
↑ 火力発電所におけるクラゲ大量発生による出力抑制の概要図
関西電力の運転中の火力発電所の取水口付近に、ミズクラゲが大量発生する事象が5月中旬頃から相次いで発生している。 蒸気の冷却に必要な海水を十分に取水できなくなった影響で、22日午前10時時点で、南港発電所 (大阪市住之江区)、姫路第二発電所 (兵庫県姫路市) の計4プラントにおいて、定格出力の合計に対して90万キロワット少ない出力での運転を余儀なくされた。 関電によると同日の電気使用率は約81%で現状の電力需給への影響はないが、7月からの節電要請期間中への影響を測るのは現段階では難しいとしている。
火力発電所のトラブル要因として、実は結構頻発しているのがこの「クラゲ被害」。今年は供給力がカツカツどころかバリバリやばい状態において、これは頭の痛い問題。
どんなものにでもイレギュラーは生じうるという良い例ではあるし、だからこそ余裕が必要なんだけどね。「シムシティ症候群」にかかると、こういう話は考えからすっぽりと抜け落ちるからなあ......。
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