ということで、停電時間の短さと電力の「質」に関する資料を一つ覚え書き。もう少し新しいデータは【「海外電気事業統計 2011年版」】にあるらしいんだけど、有料で結構高価なのよね。ということで残念ながら取得は断念。
閉鎖的だという意見も確かにうなづける部分はあるけど、最終的に何を求めているのか、何が優先されるのかを考えた上で、判断すべきじゃないのかなとは私感として。個人ベースの電力なら「安定度が少しぐらい悪くても安い方が良い」と考える人も少なくないだろうけど、商工業なら「価格は現状維持でよいので(安いにこしたことはないけど)、品質の高いものを安定して」という選択肢を取ると思うな。それを前提とするからこそ、商品の製造も安定して行えるし、結局ランニングコストも下げられる。
要は「一人一人が警棒を持ってヘルメットをかぶって防弾チョッキを着る」のか、「完全警護された建物の中で、私服で過ごすのか」の違い。どちらが効率が良いかは推して図るべし。
蛇足だけど。どうも昨今は特に「メリット」として考えられるようなことを「デメリット」と喧伝して悪しきものとみなしたり、切り口を変えれば利点にもなるものを弱点扱いして捨て去るべきだという論法が多い気がしてならない。なんか違うよな、ともやもやしているのは当方だけなのかしら。
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