【消費税と税収の関係をグラフ化してみる】 しかし今検証したとおり、所得税と法人税の減税が大きすぎて消費税では補えず、毎年度のプライマリーバランスに壊滅的な赤字をもたらしました。 これは当然のことです、世界で類を見ない長期のデフレ経済の下で国民の所得は下がり続けている日本で、間接税をいくら増税しても、直接税の減税を補うことはまったくできなかったのです。
↑ 一般会計税収と消費税税収推移(兆円)
平成23年間でこの国は、所得税の最高税率を引き下げ、高額所得者を中心に減税を行いました。また国際競争力を高めるため(経団連主張)法人税も減税を行ってきました。それを補うように消費税を設立、増税してきました。
【「消費税率を14年4月8%、15年10月10%」は絶対なのか】でも触れているけど、昨今の情勢を踏まえて【消費税と税収の関係をグラフ化してみる】がチェックされる機会が増え、それに合わせる形でリンクされていた記事で面白いのがあったので覚書。内容を精査する必要はあるので諸手を挙げて賛成するか否かはまだ保留だけど、視点としてはすっきりしていてわかりやすい。
......となれば。解決策はやはりアレしかないなあ、というのも再確認。日銀法の改正が必要だけどね。これをやれば複数の問題が連鎖的に解決されうる。気が付いている人も少なくないだろうけどさ。そして「今」やられると大部分が本来の目的以外に使われるのでアウトなんだけど。むにゅむにゅ。
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