先日の【今夏節電対策の政府改定案などなど】の中にあったいくつかの資料のうち、計画停電周りについてピックアップ。昨年の東電・東北電管轄でのどたばと比べれば、経験が随分と活かされているなという感はある。まぁ、「準備はしたけど徒労だったね」ってのが一番なんだけどね(ちなみにこういう計画・指針が立てられている時点で「電力は不足状態にある」という事実は認識しておくべきである)。
問題なのは資料の下にさりげなく書いてある点。
北海道電力管内については、北本連系線等が計画外停止した場合等においても、更なる発電機等の計画外停止等が停電(計画停電や場合によっては不測の停電)につながる可能性があるため、その旨を速やかに周知する。万一、不測の停電が起きた場合にも、速やかに計画停電に移行する。
北海道電力管轄は他の管轄とのやりとりができるのは基本的に1連系線のみ。そして昨年も実際にトラブルを起こしている。その観点でいくと、北海道電力管轄のリスクはかなり高い。夏場の電力需要増加は他の地域ほどではないから安心だ......というわけにはいかない次第。
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