最近は毎月更新している、EU統計局のデータを基にした失業率の話や、年一での日本国内の失業率、その他もろもろの他の社会現象(例えば婚姻率や出産率周り)でも触れているけど、いわゆる『先進国病』の症状の一つとしてあげられる「若年層の失業率問題」。今元記事では「具体的にどうするのが良いのか」までは踏み込んでいないけど、程よいボリュームで現状認識用の解説がなされている。
本文では「傷」という言葉で例えられているけど、金銭的な機会損失以外に技術や経験の会得機会損失、そしてなによりも本人のモチベーション・労働意欲の損失という点で、考えなければならないことは多い。
先日も本家サイトの記事でちらりと触れたけど、日本の終身雇用制という仕組みは、All or Nothingの判定で卑下されるものではなく、選択肢の一つとして評価に値するものではないかな、と思う今日この頃。もちろん「右肩下がり」ではなく「右肩上がり」「期待が持てる未来への道筋が見えている」という前提があるんだけどさ。
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