中層住宅の屋根を伝い、ターザンのごとくロープを操り、絞首刑場に参上。多数の警備兵をちぎっては投げ状態で打ち倒し、刑に処せられる女性を救出......
......しようとしたものの。一人残った警備兵と時計を照らし合わせたところ、どうも「ヒーロー」の時計が遅れていたもよう。バツが悪くなった彼は、何事もなかったかのように白馬に跨ろうとしたが、その白馬も反対側を駆け抜けてしまい、仕方なく歩いて帰ることに。どうやら彼は元々オッチョコチョイっぽいところがあったようだ。
いつも絶妙なタイミングで登場する姿が描かれるヒーローものだけど、現実はそうとは限らないよね、というお話。
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