梅雨明けとともに熱中症患者が増える中、「かくれ脱水」対策が注目されている。夏場の深刻な熱中症の防止に向け、その前段階である脱水症を予防しようと、自覚症状のない脱水状態を医師らが「かくれ脱水」と名付けて注意喚起し、定期的な水分補給などの適切な対処を呼び掛けている。
谷口教授によると、特に高齢者は加齢の影響でもともと体内の水分量が少ない上、のどが渇いたと感じるのも遅く、「かくれ脱水」になりやすいという。そのため気温や体温の上昇などの変化で、すぐに脱水症や熱中症に進行してしまうという。
対策としてはまずは水分補給が有効とし、「高齢者はのどが渇いてからでは遅い。日中は3時間おきなど定期的に水分補給を」と呼び掛けている。また、節電意識の高まりでエアコンを控える傾向があるが、就寝中も脱水症のリスクが高いため、「高齢者や乳幼児がいる家庭では、適切にエアコンを使って脱水症を防いで」と勧めている。
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カラダを作る水分と電解質が足りなくなるのが「脱水症」。普段の生活の中で知らず知らずに脱水症初期になっているのが「かくれ脱水」です。なぜ人は熱中症へもつながる「かくれ脱水」になるのか。環境とカラダの関係や仕組みを基本から整理してみましょう
熱中症については先日の本家サイト記事【厚生労働省、熱中症の情報公知強化へ】などにもあるように、昨年以上の注意喚起がなされているけど、脱水症に関しては確かに「似たようなもんだし」との考えもあり、あまり注目されてない感はある。
特に二つ目の公式サイトは要注目。知識啓蒙、状況への対処、発生しやすい状況などシンプルにまとめられている。一読しておいて損はない。特に高齢者周りの注意事項は要注意だね。
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