【世界初、統合失調症の貼り薬 大日本住友と日東電工が本格試験へ】 20年から経口タイプで販売している統合失調症薬「ロナセン」に貼り薬を加える。皮膚に貼って使うため、血液中の成分濃度を保ちやすく、経口剤と異なって肝臓などで代謝せず、高い効能が見込める。
大日本住友製薬は27日、テープの粘着技術を持つ日東電工と共同開発している統合失調症の貼り薬について、患者を対象にした第2相臨床試験(治験)を始めたと発表した。有効性を検証したうえで厚生労働省の認可を受け、平成30年にも発売したい考え。大日本住友によると、統合失調症の貼り薬は世界でも例がないという。
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<テープ製剤の一般的な特長>
・投薬期間中安定した血中濃度を維持することができる。また食事の影響を受けにくい。
・経口投与が困難もしくは経口投与を希望されない患者さんに新たな治療の選択肢を提供する。
・投薬状況を視覚的に確認できる。
選択肢が増えるのと、服用しやすくなるってのは、便利でステキングなお話。飲み薬タイプだとどうしてもダメって事例もあるからねえ。テープ技術の日東電工との共同開発ってのもポイントが高いかな。国内だけじゃなく、海外でも活用できるようなものが出来上がるといいね。
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