インターネットが商用利用として展開をはじめたのが1988年。1995年末時点では全世界における普及率0.4%、2003年にようやく10%を超えている(【世界のインターネット普及率推移をグラフ化してみる】)。それよりもっとも前、1969年時点で「こんな便利な通信技術が日常生活を変えていく」的に作られた......とされる映像がこれ。
造形が「当時の」コンピュータってこんな感じ的にクラシカルなのはともかく、概念的にはインターネットで出来ることとさほど変わりはない。「ここまで的確に予想できたのはすごい話だ」と考えるかもしれないけど、むしろそれは逆で、「技術が進歩したらこういうことができるといいね、作りたいね」という想いが、技術の進歩と共に体現化されたと考えるべきじゃないかな。
もっとも、これが本当に1969年に作られた「未来の素敵な社会の想像図」であることを裏付けるものは何もないんだけどさ。
コメントする