『Amazon、Kindle Web Browser経由の3G通信を月50Mバイトに制限』
Amazonは長年に渡り3G通信機能を搭載した電子書籍リーダーを提供しており、3G通信のコストは常に無料だった。最近、AmazonはKindleの3G接続に制限を設け、Kindle Keyboard、Kindle DXでは月50Mバイトまでに制限された。これ以外の3G搭載Kindleはこの制限の対象外なの。
Kindleの3G通信機能にはインターネット利用、コンテンツ購入を超える自由が与えられていた。中国ではKindleでテザリングすることでGreat Firewallを回避する方法が発見され、多くのユーザーがFacebookやTwitterといったアクセス制限のあるサイトに接続可能と主張している。Kindleの3G通信方式はGSMで、中国を含む100カ国以上でサービスを利用できる。
インターネット接続制限はAmazonとWikipedia以外のサイトが対象となる。ユーザーはこれまでと同様、制限を気にすることなく好きなだけAmazonから直接コンテンツをダウンロードできる。
ちょいと古い話だけど、覚え書きも兼ねて。中国からのアクセスの上で有益云々という話もあり、これが通信量の増大を招いて制限のトリガーとなった感はある。ともあれ、日本で展開予定のKindleがどのような通信体制を実装するのか気になるところ。......日本だけ「無料の話はナッシング」ってのは勘弁願いたいところだけどね。
(最終更新:2013/08/26)
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