↑ 週刊少年サンデーと週刊少年マガジンの印刷実績推移(万部)
先日挙げた【少年・男性向けコミック誌の部数変化をグラフ化してみる(2012年4月~6月データ)】で触れた、週中発売の少年向け漫画週刊誌の代表格「週刊少年サンデー」「週刊少年マガジン」の動向でちょいと補足。「サンデーやばいな、うーん」的な話をしたけど、それが今一つつかみきれてないかもしれないってことで。
これだけを見ると「確かに元々サンデーは少なめだけど、減り方は似たようなもんじゃん?」と思うかもしれない。
けど......
↑ 週刊少年サンデーと週刊少年マガジンの印刷実績比較推移(マガジンはサンデーの何倍か)
↑ 週刊少年サンデーと週刊少年マガジンの印刷実績推移(2008年Q2を1.00とした場合)
こうやって切り口を変えてみると、サンデーの方が結構厳しい状況にあることが分かる。元々当方がデータを持っている期間内でも2倍ほどの差異はあったけど、今では2.7倍。このままいくと3倍を超えるのも時間の問題かもしれない。コンビニの雑誌コーナーでも置かれている数がかなり違ってきてるものねえ。
難しい話ではある。サンデーはこのまま推移すると、一つの区切り50万部を切るかもしれない。そうなると、大規模な変革が行われるかもしれないな。
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