日本食ブームのインドネシアで、テレビ番組に料理の先生としてレギュラー出演し、主婦や若い女性に大人気の日本人がいる。首都ジャカルタで日本料理店を営む原田弘光さん。俳優や歌手らをゲストに招き、インドネシア語で冗談を飛ばしながら陽気にレシピを紹介している。番組は「ファン・クッキング(楽しい料理)」。平日朝の30分間の放映で、着物に鉢巻き姿の原田さんが、食材の選び方や味付けなどをゲストに教える形で進行する。
観覧席に「イブ・イブ(奥さま方)」と呼び掛けると、女性らが「ハーイ」と応じるなど終始明るい雰囲気だ。青森県出身の原田さんは1987年からジャカルタで料理人として生活。店を訪れた民放スタッフの勧めで2月にオーディションを受け、思いがけず合格した。大役に「荷が重いと断ろうとも思ったが、インドネシア人の妻の後押しで決めた」。
引用文後半には、外国ならではのハードルの高さも記されている(アルコールが使えないとかね)。それも考慮したり、インドネシア料理などを日本風にアレンジするといった創意工夫の様子も。番組の名前通り、出場者も視聴者も皆、楽しみながら調理をして、食事ができるといいねえ。
こういう番組はどんどん支援すべきだよなあ。ポジティブな意味での日本を知ってもらうためにも。
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