↑ 100万kWの発電所を1年間運転するために必要な燃料
あと、主要国のエネルギー輸入依存度をグラフ化してみる(2009年分) garbagenews.net/archives/19669... で「何で原子力を自国内でエネルギーを生産していると考えることもできるんだ」と逆切れで非難されたのでちょいと。
— Raizo Fuwa(不破雷蔵)さん (@Fuwarin) 8月 27, 2012
これはひとえに「エネルギー生成に必要な原材料の量が少ないから」。まとめて蓄積すれば数年単位で持つ。エネルギーのカントリーリスク回避の上ではプラス。p.twipple.jp/YjljK
— Raizo Fuwa(不破雷蔵)さん (@Fuwarin) 8月 27, 2012
石油の場合(これは発電だけじゃないけど)、国家備蓄で109日分が約5000万キロリットル。これだけあちこちにタンク配して、100日強分しかない。enecho.meti.go.jp/info/statistic...p.twipple.jp/4E55y
— Raizo Fuwa(不破雷蔵)さん (@Fuwarin) 8月 27, 2012
「エネルギーを貯める」って大変なのよ。分かる人も多いはずだけどね。1970年代あたりの石油ショックでエラい騒ぎになってから、エネルギー政策の大転換が行われたのも、このカントリーリスク対策が一因なのよね。
— Raizo Fuwa(不破雷蔵)さん (@Fuwarin) 8月 27, 2012
(コンビニで例えるなら、数時間で廃棄しなきゃならないフライヤー商品と、数年単位で置ける雑貨品の違い、と表現すれば分かるかな)
— Raizo Fuwa(不破雷蔵)さん (@Fuwarin) 8月 27, 2012
以前【主要国のエネルギー輸入依存度をグラフ化してみる(2009年分)】で挙げた記事での突っ込みのレスまとめを再構築。輸入依存度ってのは要するにエネルギーの取得に関わるリスクに大きな関係があるわけで(というよりは、その観点のために輸入依存度云々を勘案している)。その観点では「蓄積効率」の上で桁違いの発電様式のものは、事実上国内生産とカウントしても良いということになる次第。
1970年代前後のオイルショックで、エネルギーの点でのカントリーリスクを痛いほど知っているはずなんだけどねえ......。あるいはさらにさかのぼって、太平洋戦争中の通商破壊戦とか(太平洋戦争で日本が手を挙げた一因には、「潜水艦と機雷、爆撃で輸送ルートを絶たれて、日本に物資が入ってこなくなった」ってのも大きな要因なのよ。それ以来日本は、潜水艦と機雷、そしてエネルギー枯渇には異様なまでに神経質に&対策に没頭するようになっているはずなんだけどね)。
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