「スーパー堤防」あれこれ

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【スーパー堤防Q&A 荒川下流河川事務所】


Q12 スーパー堤防は全川が整備されないと機能しないのですか?
A12 整備が完了した場所は、そこだけでも壊れませんのでご安心ください。また部分的にでもスーパー堤防が整備されれば、防災広場などが設置されたりして、周辺の市街地の安全度も高まります。

Q14 スーパー堤防はどれくらいの規模の災害を想定して造られているのですか?
A14 現在の堤防は、200年に1回の確率で発生する規模の洪水から流域を守ることを計画としています。スーパー堤防はその計画を上回る大きな洪水にも、壊れることがないように造られています。もしスーパー堤防でなければ、荒川の右岸21km地点が破堤した場合、約33兆円もの被害が出ると考えられます。


「200年に一度の想定に費用を使うのは無駄だ」と金切り声を挙げておきながら、今では「1000年に一度の想定をしなければダメ」としつつ、数か月レベルの想定もできないというトンチキな思考の方々によって、叩かれているスーパー堤防。彼女らゴモゴモらの総括もまだなされてないよなあ、という話はさておき、結構知られていない要件をまとめたページがあったので覚書。

そりゃ全面が整備されれば完全に機能するだろうけど、一部でもそれ相応の効果は期待できるだろう。防災・減災という観点でも、むしろ積極的な展開を見せるべきではないかねえ。それこそ「百年の計」として。

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このページは、不破雷蔵が2012年8月29日 07:35に書いた記事です。

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