[息子の気持ち伝えるアプリ、主婦が開発 40カ国で発売]
障害や病気により会話で気持ちを伝えることが難しい人が、スマートフォンなどを使って感情を表現できるアプリが国境を越え、世界40カ国で売れている。大阪出身で自閉症の子を持つ女性が、夫の転勤先の米シリコンバレーで考案した。
「ありがとう」「好きです」「寝ます」といった言葉や食べ物などを示す180個のアイコンが登録されている。タッチすると音声が再生される。アイコンを増やすことも可能だ。
かなり昔に、会話をアイコンの組み合わせだけで行うという、思考型ゲームがいくつかパソコンにあったのを思い出した。多人数同時参加型ネットゲームの初期時代にも、似たような仕組みのものがあったかもしれない。要は具体的なセリフを入力させるシステムは色々な理由(セキュリティ上、システム負荷上)から難しいので、感情や表情のパネルの組み合わせで意思表示をするもの。
今件はその仕組みのアプリ版。ん~。旅行先でもなんとかなる、英語短文集みたいなものと考えれば分かりやすいかも。ともあれ、シンプルな発想ながら、コロンブスの卵的なものでもあり、非常に素晴らしいものともいえる。
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