直前で海外のTRS-80だのVICだのとエンタメ系の強いパソコンのCMで「なんかすっげーテクノロジーを持つパソコンがお気軽にお宅にやってくるよ、計算も勉強もゲームもできるよ」というイメージを伝える云々としたけど、日本のエンタメ系......というかファミリー向けパソコン黎明期で忘れてはいけないのが、この「パピコン」ことNEC PC-6001のCM。
家族そろって使える、気軽に操作できる、そして誰もが知ってるジャンケンで使う順番を決めて、多種多様な事をさせられる。まるでテレビやラジオ、カセットレコーダーの操作と同レベルで出来るような雰囲気。そして「ジャンケンポン、カセットポン」というノリの良いキャッチコピー。パソコンがハードルの高い電気機器だった当時でも、「これはすごいな、欲しいな」と思わせるのに十分な内容。こういうノリって最近のCMにはあまりないんだよね。
ところで。「パピコン」って何の略だろう。PC-6001の愛称というところまでは分かったのだけど。「パソコン」の「パソ」を「ピコピコ」という電子音をイメージさせる「パピ」に変えたのかな。
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