↑ 建物が現存する廃校の活用実態
●平成23年度に新たに474校が廃校へ。この20年間での廃校数は6,834校
少子化による児童生徒数の減少などにより、平成23年度に新たに廃校になった公立学校(小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校)は全国で474校ありました。廃校調査開始以来、毎年400校から500校前後の公立学校が廃校となっています。調査を開始した平成4年度から平成23年度までの20年間で、廃校となった数は6,834校となりました。
●活用されている廃校が7割を超えました
平成14年度から平成23年度に廃校となり建物が現存する4,222校のうち、7割を超える2,963校が、社会体育施設、社会教育施設、体験交流施設、文化施設、老人福祉施設、保育所などの児童福祉施設、民間企業の工場やオフィスなど、様々な用途に活用されています。
活用が図られている廃校が7割を超える一方、1,000校(昨年度比109校増)の廃校施設については、利用予定がありません。しかし、各自治体では廃校の活用について地域住民と協議を行うなど、活用に向けて積極的に取り組んでいます。
......ということでちょいと興味深い話があったので覚書。数年前に歴史的価値があるとされている廃校の校舎を壊す・壊さないで一悶着があった記憶もあるけど、今後も廃校となって「校舎、どうする?」的な話は出てきそう。
建物が老朽化して壊すしかないのならともかく、まだまだ使えるのなら色々な活用法はあると思うのだけどね。災害時の避難場所とか、さ。
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