[北・東・西日本の長期間の高温と少雨に関する全般気象情報 第3号](2012年9月14日15時発)
(見出し)
北日本と東日本では、7月下旬後半から気温が平年を上回る日が多く、東北地方と関東甲信地方で少雨の状態が続いています。高温の状態は今後1週間程度、少雨の状態は今後1週間から2週間程度持続する見込みです。農作物や水の管理、健康管理等に十分注意してください。
(本文)
北日本から東日本にかけては7月下旬後半から、一時的に暑さが和らぐ時期があったものの、太平洋高気圧に覆われて、晴れて暑い日が多くなっており、高温の状態が続いています。特に、北日本は、8月下旬、9月上旬の旬平均気温が、2旬連続でそれぞれ1961年以降最も高く、記録的な高温となっています。また、東北地方と関東甲信地方では少雨の状態が続いています。
今後1週間程度も、平年より暖かい空気に覆われるため、北日本から東日本にかけては気温が平年よりかなり高く、その後平年並となる見込みです。また、東北地方では今後1週間程度、関東甲信地方では今後2週間程度は少雨の状態を解消するようなまとまった雨の降る可能性は小さい見込みです。
高温・少雨の状態が続くことにより影響がさらに広がるおそれがありますので、農作物等や水の管理、健康管理に十分に注意してください。
先日の【さらにあと二週間は残暑が続くよ】の続報に当たる発表。高温状態はちゃんと減ってるんだけど、少雨の状態が逆に伸びてるんだよね。取水制限も一部で始まっているし、これからはお水で色々と大変になりそうだな。やっぱりエルニーニョの影響が出てるのかしらね......。
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