42度のシャワーで目の周囲を温めると一時的に視力が良くなり、目の疲労回復にも効果があることが、東京ガス・都市生活研究所(東京都港区)と千葉大学の共同研究で分かった。
その結果、42度のシャワーを当てた場合、作業によって低下した視力(平均マイナス0・15度)が、シャワー直後には普段の視力より0・1程度上回って回復した。32度のシャワーではやや視力が回復したが、普段の視力に戻るまでに至らなかった。
同研究所は「シャワーの水圧によるマッサージ効果より、温熱効果が目の回復に影響している。シャワーの熱は、目の水晶体を調節する毛様体筋(もうようたいきん)のような小さな筋に伝わりやすい」と分析。そのうえで、「浴槽入浴しながら、42度のシャワーを目の周囲に当てると、体や脳とともに、目の疲れを癒やすのに効果がある」としている。
「シャワーをあて眼の周囲を温めることによる「眼の疲れ」回復について」とあるので、シャワーが無い場合はお風呂に入るよりは、熱したタオルで顔をきれいに拭く方がいいのかなあ、とも思ったりする。......よし、今度試してみよう。
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