【任天堂がネットTV参入、その名も「TVii」、Wii Uとともに登場】
任天堂は新型据え置きゲーム機「Wii U」の目玉機能として、放送中のテレビ番組、録画番組、インターネットで配信中の映画、ドラマなどをまとめて検索、視聴できるインターネットテレビ「TVii」を発表した。まずは北米でサービスを始めると見られる。
同社は2012年9月13日に恒例のインターネット発表会「Nintendo Direct」を行い、日本、北米、欧州で別々の内容を配信した。TViiは、北米向けに明らかにしたもので、当面は米国とカナダで展開する。
Wii Uを操作してテレビ番組、映画、スポーツなどの分野から好みのものを検索、視聴することができる。ケーブルテレビ、衛星放送などの番組に加え、「YouTube」のような動画共有サイト、「Netflix」「Hulu Plus」「Amazon.com」のビデオ・オンデマンド(VOD)サービスなどをまとめて利用できる。北米で人気のHDDレコーダー/録画サービスの「TiVo」に保存した番組も見られる。
先日紹介した【任天堂、新しいゲーム機「Wii U」の発売日を12月8日に決定】の元リリースではそのような話は一言もなく、良く調べてみたら北米のみでの話。テレビ文化や利用形態の違いってのもあるんだろうね。
本文でも指摘されているけど、確かに任天堂はWiiで「Wiiの間」をやってたけど、ニーズがあまりなく、あえなく終了。今回はWii Uのタブレット機みたいなコントローラーでも視聴できるので、結構面白いことになるかもしれないなあ、とは個人的感想。
でも「Wiiの間」を見る限り、テレビ局側(コンテンツ配信側)が、こういう端末でのコンテンツ配信を「宣伝端末」「オマケ的なもの」「予算は取らなくてもいいよね的なもの」として認識しているうちは、どんなに巧みなツール・端末・仕組みを用意しても、ダメなんじゃないかなあ、と思う。
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