[鹿児島・菱刈鉱山で30トンの金鉱脈 新たに確認]
【菱刈鉱山における下部鉱体の開発について】
↑ 菱刈鉱山
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菱刈鉱山は国内で唯一、商業ベースで金採掘をしている。採掘は1985年に始まり、これまで約200トンが産出されている。残りは約150トンとみられていたが、調査の結果、地下80メートル付近で新鉱脈が見つかった。
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住友金属鉱山株式会社は、菱刈鉱山において、現在採掘中の鉱体の下部にも有望な鉱体が連続していることが確認されたため、今後この下部鉱体を新たに開発することを決定しました。投資総額は、約32億円を計画しており、2012年11月に工事を開始し、2018年から下部鉱体の採掘を行う予定です。
これまでの探鉱の結果から予想すると、この開発により金量約30トンの獲得が期待されます。菱刈鉱山では、地下に温泉水が存在しており、この水位を下げる設備を海抜マイナス50メートルレベルに設置し、金鉱石の採掘を行っています。近年の探鉱の結果、現状の水位よりさらに下部にも有望な鉱体が連続していることが確認されたため、今後この下部鉱体の開発を進めることとしました。下部鉱体の採掘にあたっては、水位をさらに低下させる必要があることから、そのための新たな設備を坑内の海抜マイナス80メートルレベルの地点に設置します。
厳密には新たに、というよりは今彫っている鉱脈のさらに下に、今まで確認されていなかった鉱脈があったよ、という話。30トンの金ねぇ......想像もできないや(汗)。しかしさらに掘り下げられる云々とあるってことは、そこまで技術が進歩した成果といえるんだろうね。
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