日本新聞協会のデータが更新されて、本家サイトでもいくつか反映させた記事の展開ができそうということもあり、せっかくだから【新聞の広告出稿マージンって3割くらいなのかな?(2010年分反映版)】も更新。本家サイト向けに記事を創ってもいいんだけど、推定部分が多いので、不確かな感じになっちゃうからねえ......
で。元はといえば、企業全体が新聞に広告を出すために支払った「新聞広告費」(年区切り)と、新聞業界全体の広告売上(年度区切り)のデータが一致しないところから始まったあたりから始まったんだけど。こうやって計算してグラフ化すると、「企業が支払った新聞広告費」と「新聞が受け取った広告費」との間には3割前後の差異がきれいな形で発生している。これが代理店の取り分かなぁ、と思った次第。
支払い額が今年も減ってるんで、当然ながら新聞社の広告収入も減ってる。いわゆる「中間費」っぽいのは少し前まで比率が上昇する傾向にあったけど、2011年はさらに落ちてるね。いずれにせよ、このまま広告費のカーブが継続すれば、あと5年くらいで半減なんてこともありうるので、大きな構造変化がこの「中間費」周りでも起きるんじゃないかな、と推測。少なくとも、推定「中間日」、割合共にこの10年間では最低水準だからねえ。
コメントする