↑ 家庭菜園
家庭菜園を楽しんでいる方にご注意申し上げたい。それは、あなたのところであなたの野菜や花に被害を及ぼした病気や害虫はその家庭菜園で増殖し、プロ生産者の農作物に被害を及ぼしている可能性があるということだ。特に、害虫は移動が早く、距離も長めである(種類によるが)。アザミウマやコナジラミ類など厄介なウイルス病を媒介する害虫もいる。これらは体長数ミリと目に付きにくく、増殖も早いので気が付けばあっという間に全体を蝕まれ、手遅れになってしまう。これがいっせいにプロ生産者の田畑へ飛び込んできたら、その被害は相当大きなものになるのである。
1 近くにプロ生産者の畑がある場合、同じ(または近い種類の)品目はなるべく避ける。
2 被害を受けた植物はそのままにせず、焼却するかビニール袋などに入れて処分し、病害虫の拡散を防ぐ。
3 病害虫の発生源になることがあるため、雑草はなるべく生やさない。
4 様子がおかしければ、自己判断せず近くの農業改良普及センターやJAに相談する。家庭菜園であれ、相手にしないということはない。現場まで来てもらうというのは難しいが、必ず相談に乗ってくれる。
以上である。
当方も一昨年あたりにちょいと手がけたこともあり、目を通しておきたい内容。要は周辺のことも考えてやらなきゃダメよ、ということだね。まぁ当方の場合は周囲にそれっぽいプロ生産者は皆無の場所(庭の一部だし)なので、この辺の心配はあまりいらないのだけどね。
近場にプロの畑がある場合も、だけど、区分けして多人数に貸している集団借畑も気を付けねばいけないだろうね。
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