【更新】州軍ならぬ自治体軍が存在すると思っている前原氏

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[尖閣巡り「都知事『戦争辞さず』」 前原氏、明かす]



前原氏は「総理はあきれて、国として所有しないと、東京都に渡したら大変なことになると(判断した)」と述べ、首相の尖閣国有化の最終決断は、石原氏の対中強硬姿勢が理由だったとの見方を示した。

また「東京都が『尖閣諸島を守ります』と言っても、海上保安庁も自衛隊も持っていない。気合だけで言ってもらっては困る」と石原氏を痛烈に批判した。


「口だけ番長」として名を馳せている前原氏。切り口を変えれば実務能力や知識に欠けているということなのだけど、それを如実に表したのが今件の話。東京都も国の一部で、その国の領域に敵性外国勢力が侵攻してきたら、守るのは国家レベルでの防衛組織である自衛隊で、それを指揮するのは国。自治体が州軍ならぬ自治体軍を編成して、防衛するとでも思っているのだろうが(「ぐんまのやぼう」じゃあるまいし)。第一州軍からして、そういう意味合いの存在ではないのだし。

「尖閣諸島を守ります」って意味合いそのものを勘違いしている時点で、アウトなのだけどね。このような人物が「国家戦略相」というのだからねえ......。

あとこれって、自衛隊基地の無い都道府県、あるいは「自分が」気に食わない地域に外国勢力が軍事侵攻を仕掛けてきても、自衛隊は出動させないと宣言してしまっているんだよね。......議員としての資格すら、疑わしい見識ですねえ。

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このページは、不破雷蔵が2012年10月13日 08:49に書いた記事です。

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