イスラエルの男性が、車体の大部分を段ボールで構成する自転車を開発した。軽量で生産コストも低いことなどがら、貧困国に無料で提供することも考えているという。
この自転車を生み出したのは自動量産ラインの設計を専門とし、大の自転車好きでもあるイズハル・ガフニさん(50)。約1年半にわたり試行錯誤を繰り返して完成させ、向こう数カ月以内に量産を始めるとしている。
段ボールは自転車の形に切断されたあと、特殊な有機混合物で防水処理と防火処理を施し、表面を塗料で加工する。また、ペダルや車輪などにはリサイクル材料が使われており、タイヤは再生ゴムでできている。ガフニさんによると、量産を開始すれば、部品コストは1台当たり9ドル(約710円)になり、販売価格は約20ドルを下回る見通し。
かつてジャンプで連載されていた「魔人探偵脳噛ネウロ」の本城博士を思い出させるような商品。耐久性などの具体的スペックが無いのが残念だけど(安全性とか、やっぱり気になるのよね)、興味深い話ではある。動画で走っている姿を見る限り、自転車の黎明時代のようなフレームが板状の、でも特に奇抜なものでは無い普通の自転車にも見えるけどね。
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