↑ 救難食糧 イーアール9(ER9) SOLAS条約準拠
救難食糧とは、水が無い過酷な状況下においても速やかに心身の疲労を回復し、救助されるまでの数日間の体力維持を目的とした食料の事です。 1960年(昭和35年)に「海上における人名の安全のための国際条約」InternationalConventionForTheSafetyofLifeAtSea.(略称「SOLAS」)が締結され、昭和40年5月その条約に従って、日本の国内では、船舶安全法関係の法令が大幅に改正され、同時に船舶救命設備規則が制定、施行されました。 この規則によって船舶には、救命艇、救命いかだ等の救命設備をすることが義務づけられ、その艤装品として救難食糧を装備することになりました。 施行と同時に所轄官庁の承認を受けて救難食糧の製造、販売を始め昭和57年6月25日「救難食糧の型式承認試験基準」が通達され、実施されることになりました。船舶用救難食糧は、この通達に従って昭和58年6月16日、型式承認されて製造するものです。
【ポイント】 (1)航空自衛隊戦闘機の射出座席のバケット部に収納されているサバイバルキットバッグの中や、海上自衛隊の艦船の救命艇・救命イカダに繋がれているサバイバルキットバッグの中に組み込む事が義務づけられている非常食である。
(2)500mLペットボトルよりコンパクトなサイズで9食入り。尚かつ、総熱量2465kcalを実現!
(3)調緊急災害時において、水の確保が困難な場合を想定し、調理不要ですぐ食べることができます。
(4)日本人に好まれる味:日本人の嗜好に合うような和菓子風味、緊急時の食糧というイメージを払拭しました。
船舶などに非常用の備品として用意されている救難食料。ある意味究極の非常食なんだけど、これが一般に販売されているとは知らなんだ。先日サイト巡回の中で見つけて、「これは調達しないと」ということで、まずは覚え書き。
利用者のコメントを見ると、味わいは「落雁」のようなもの、らしい。スポンジやらゴムやら、食べ物でないようなものの味で無くて一安心(汗)
(最終更新:2013/08/24)
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